止観とは仏教の瞑想法の一つで、《座禅》という呼び方が一般的です。
止観行は原始仏教以来用いられてきた修行方法で、止と観とは互いに互いを成立させ、切り離せないものとされています。
「止」とは精神を集中し心が静かになった状態。
「観」とは起きる事象を自分というフィルターを通さずに事実だけを客観的に観察し、認識する。
そのことにより心を整え落ち着かせます。
聖護院では毎月不定期に金曜日の夜に止観体験会「夜の止観」を開催しております。
この体験会ではおおよそ30分ほどの時間を使い、止観を行います。
日常生活で睡眠時以外に30分もの時間を使い「何もせずにただ座る」のは、意識しないとなかなか行えなくなっている世の中です。
便利になったが故に情報に溢れ、行うことが増えている今だからこそ、このような機会を使い、心を整えて、凪の海のように静かに過ごせる時間を作っていただければと思います。
開催概要
開催日:毎月1回 不定期金曜日
時 間:受付開始18:30〜、19:00〜止観や法話など1時間程度
服 装:あぐらができる露出の少ない服装
参加費:1000円(税込)
開催日
2024年
※日程は変更になる場合があります